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トーキョー・ベイ・カップに連日投票出来るとは思わなかった [初心者が競艇を啓蒙する]

  自分の誕生日も「周年記念」と呼んでしまう程度には競艇に毒されているこの頃、自宅から一番近い平和島でG1レースが始まった。実は、どういう訳か連休が取れてしまった。ま、簡単にいうと、このご時世だからなのであるが。。年度末攻勢に対して待機行動中という感じだろうか?たぶん来月の総理大臣杯の頃はこんな休みはとれないだろう。たぶんその頃は、1周1マークで展開を読んでいることだろう。残念ながら、自分で展開を切り開くコース取りは出来ていないだろう。さて、今自分で展開を作れる(つまりはレースを作れる)社会人がどれほどいるのだろうか? どうでもいいが、総理大臣杯のサイトは絵がすごい。。

 そういうわけで社会事情にリンクした結果、すっかりリラックスしたあげく、平和島のG1に連日投票出来ることになった。明日は実際に行ってみるかもしれないな~。
 さて2日賭けてみた結果、日曜日に下関で当てた金額からは微妙に増えているので、5日目の準優勝戦まではもちそうだ。なんとか優勝戦まで持ち越したい。最終日までもてばいいので、利益を確定したいと思っているわけではない。それにしても濱野谷さんのレースは当てづらい(どうにか当て続けているが)。。明日は4号艇の一回走り。連に絡まない舟券は万舟券になるだろうけど、それは買いにくいので、なんとか3着までには入ってほしい。。
 明日面白そうだと感じる他のレースは1,2Rだろうか?堅そうだけど、僕が堅いと思うのと、一般的な競艇ファンが思う堅いレースというのは微妙に違うみたいなのだ。この違いはオッズという形で現れるはずだ。自分が堅いと思っている組み合わせのオッズが、なぜか高い。これは経験不足なのかもしれないが、今までの実績によると、「結果的に買い」となっている。明日のオッズが楽しみだ。

 

 


気まぐれに下関で賭けてみた [初心者が競艇を啓蒙する]

  競艇は約1,500人の選手がいるので、全選手についてどういうレースをするのかを把握する
ということは、異常に集中力のよい小さい子供でもなければ不可能だ。
 
 ここで早くも話を脱線させてみる。小さい子供が何かを異常に覚えるというのは今でもあり得る
話だろう。僕はどうだっただろうか? TVのCMや街の広告看板に異常に執着していたような気がする。
  残念ながら、今オッさんとなった僕は、全国に一斉にブロードキャストする宣伝は意味がないと
思い始めている。ピンポイントの局地的広告の方が効果があるのではないかと。。
  そして、知識をむやみに詰め込む時代も終わりつつある。そんなものネットを見ればすぐ分かって
しまうのだ。細かいことは、ローカルPCやネット上のどこかのサーバ群が覚えていてくれるのだ。
  そういうわけで、今の子供たちはより創造的な遊びをすればいいのだと思う。しかし親御さん達は
そうは思わないんだろうな~。ただし、小さい頃に何か覚えなきゃならないことがたくさんあるのは別に
否定はしないけれど。

  さて、約1,500人いるわけなので、目立って活躍している人やよく行く競艇場のレースによく斡旋
されている人以外はなかなかどういうレースをするのかよく分からない。しかし前述のようにデータは
至る所に転がっている。
  僕が直接行って賭けたりネットで投票したりするのは平和島ばっかりだ。この平和島、舟券的には
ほどほどには荒れる。しかし、配当金額的にすごいのはなかなか出ない。
  なぜかというと、どのコースからでも1着を狙えるようなプールになっているからだ。そうなっているので
やれるんじゃないかと、センター・アウト勢が頑張ってしまうのも理由の一つだろう。 そしてもう一つ重要
なのだが、すごい配当になるような、ある意味レースを荒らす人があまり平和島に斡旋されないからだ
とも思う。

  そういうわけで、今回は荒れそうな場を探してみた。場を選択した根拠はあえて詳しく語らないが、
今日は下関を選んでみた。さらに今日は第10レースがよいと思った。一言でいうと、一着二着は決め
やすいにも関わらず三着目がカオスなため、高配当になり易そうだったからである。

  で、結果は数点しか買ってないのにあっさり100倍超えの配当が返ってきた。。あっさり過ぎて驚いた。
  つい調子に乗ってしまい、配当金の多くを第12レースの優勝戦につぎ込んでしまった。これは非常に
まずい判断だった。下関競艇の番組マンに見事に乗せられているではないか。。しかし優勝戦は、5号艇
がまさかのイン取り作戦に出た結果、熱くなったのだろうか?1号艇と2号艇がフライングで投票した舟券
がことごとく返還という「幸運」に恵まれ、10レースのゲインはそのまま手元に残された。

  なんで、高配当を狙ったかというと、まもなく始まるこれの軍資金にしたかったからだ。
  この軍資金を平和島に投入すると半分も返ってこないのは必至だし、最悪初日のドリーム戦で
「終了」してしまう勢いなのだが、やっぱり平和島で遊んでいるのが楽しいのであった。
  平和島で外れでも諦めがつくのだ。そして、その発想こそが、僕が一線を越えて勝負の世界に踏み
出さない良識だと思う。

舟券を買わないで鑑賞するのが楽しいチルト3度 [初心者が競艇を啓蒙する]

 帰宅してG1ダイヤモンドカップ優勝戦のストリームを見た。
 ピット離れの悪さからいって3号艇長岡茂一はチルト3度!優勝戦でやるとは!そして6号艇田中信一郎が予選・準優勝戦結果を無視するような1コース奪取!その代わり早めに1コースに向かうので深インになってしまうが、そんなの全く気にしていないようだ。深インとアウトからチルト3度の強襲のG1優勝戦なんで僕は見たことはない。競艇歴2年程度なのでそれ以前がどうだったかは知らないけど。とにかくスタート前のピット離れから面白い展開になった。
 そして5コースに入った長岡が4カド菊地孝平の抵抗に遭うも、強引に捲り切って優勝してしまった。実況アナウンサーのテンションがMAXになる。現場ではアナウンスは聞こえにくいのだが、「まくり一発決まったか?」のフレーズは場内はおろか、水面向いに建っているマンションの住人にも聞こえたことだろう。終盤植木さん引退後の九州のエース格である瓜生選手の猛追があったため、このアナウンサーは息を継ぐヒマもなかった。なんともハイテンションな実況だったし、この優勝戦自体がレベルの高い一戦だった。今日は仕事を休んで見に行きたかった。。
 金を賭けなくても(むしろ賭けないほうが。。)充分楽しめるワクワクするレースが見られる競艇場、それが平和島の醍醐味だ。率直なところ金を増やそうとするんだったらよその競艇場の方が効率がいいような気がする。しかし僕は平和島中心に張るんだろうな。張る機会が最近全くないのが問題であるが。。
 それにしても最近チルト3度を見る機会がますます多くなってきている。もともとチルト3度専科の阿波勝哉という存在が大きいが、同じペラグループの先輩矢後剛が2005年にG1でチルト3度で有力選手をなぎ倒して優勝している。今年の平和島のSG笹川賞では湯川浩司が何度か試していたのでそのノウハウは関西勢にもたらされたはずだし、今回のダイヤモンドカップでも6艇中2艇がチルト3度というレースが見られた。他場でもチルト3度を使えるところでは5,6号艇の選手でトライする人たちが増えていくのかも知れない。どういうわけかオッズは高くならないのだがファンは結構喜ぶのだ。インに回り込みたがる選手。アウトから強襲したがる選手。個性的な選手たちが集う展開の読めないレースが今後増えていくのではないだろうか。
 と、ジャーナリストみたいな事を書いたが、競艇を知らない人たちにはさっぱり分からないマイナーなことを淡々と書き連ねるのもまた楽しい。

 

公営ギャンブルをやる人たちはマゾっ気があるのだろうか [初心者が競艇を啓蒙する]

 競艇も競馬に続いてこういうサイトが出来ている。
 昨年5月ぐらいから本場に行っていないから、僕は全てインターネット投票したことになる。そして上記サイトのマイページ→年別収支で確認してみると、今年はまだ12Rにしか投票していない。そして的中レースは5Rで回収率は64%という無残な結果になっているが、まぁ投票額自体が少ないので、その一時を楽しんだと考えれば安いものだろう。
 
 僕が賭けるレースは、注目している選手がそのレースに登場し、かつ、なんか面白そうであるとか、これは固そうであるとかいう気配が漂っていることと休日であることに限定される。さらにその情報をキャッチしていない場合もあるので見逃していることも多い。だから今年はまだ12レースしか投票出来ていないのだろう。
 ホームプールが平和島だから、どうしても東京支部の選手が出場するレースに限定されてしまう。さらにいえば、濱野谷と阿波のレースばかり買っているような気がする。
 濱野谷は優勝戦1号艇超一番人気なのに2,3着で終わってしまうし、阿波はたとえ優勝戦1号艇でも6コーススタートがほぼ決まっているので舟券を買う方はピンロク博打となる。分かってるんだがついついそれらの選手を頭にして買ってしまうのだ。
 
 今日のGI丸亀周年記念の11R、濱野谷さんは1号艇だった。これはさすがに逃げるだろうと思ったが、2着が読めない。天候は追い風、これは優勝戦じゃないからスタートも決めて逃げるだろうと思ったが、すっかり弱気になっているので2連単で1から流してみた。もちろんオッズは異常に低いのでそれぞれ重みをつけて回収率を下げないようにしたし、念のため「流し-1」のパターンも出そうなやつを買ってみた。濱野谷2着はありがちだ。
 投票したのが直前情報が出る前だったのが失敗だった。チルトは各選手-0.5度、これはよい。問題は、濱野谷さんだけプロペラ交換とある。。レースになるとこの人は展開を読むのが上手いので立派なスポーツ選手と言えるのだが、整備とかプロペラに関してはいまいちであると僕は認識している。
 レースが始まった。スタート前のピット離れの瞬間に僕の投票券は屑になったといっても過言ではない。出遅れた。。2号艇坪井選手に先に行かれて1コースをとられてしまった。。スタートは2コースからになった。ここは展開をよく見て差したようなのだが、機力不足なのかプロペラが合っていないのか、他艇に続々と抜かれて4着まで落ちてしまった。。。今回は違うが、この人が出るレースは超一番人気が着外になることにより万舟券になることが多い。
 しかし僕は悲しまない。またやっちゃったね濱野谷さん、と微笑むのであった。まぁ、1着になってもオッズが低いので相当金を積まないと利益は膨らまないのだ。10億円横領出来れば増やせる買い方はあるかもしれないけどね。

 この点阿波選手の場合は初めから博打であるとみんな分かっているので一番人気でない場合も多い。しかし、それでもこの人は全国的な人気がある。よってオッズは割れてしまう。だから阿波が豪快に捲り切っても、配当はそれほど豪快にはならない。でも捲ってくれると信じて買ってそれが当たった時の快感は配当に勝るモノがある。しかし豪快に捲ってるのが平日の方が多いもんだから、買って当てる機会が少ないんだよね。他場の一般戦なんかで優勝されても気がつかない方が多いのだ。

 競艇に費やせる時間はどうしても限られてしまう。それでも競艇から離れないのはどうしてだろうか?どっぷりはまるわけでもなく、他の高配当なギャンブルに浮気することなく、もともとギャンブル好きでもなかったのにどうしてなんだろう?
 ま、梅雨が終わったら平和島を中心として、また本場に行くことにしよう。

平和島とかもめと横西 [初心者が競艇を啓蒙する]

  最近競艇やってないな。情報はほぼ毎日追っているが、昨年の総理大臣杯以降は5月に蒲郡競艇場に行ったっきりだ。江戸川は工事中だし多摩川や戸田は。。基本的に内陸部に向かって動くのが嫌いなので気が進まない。どういうわけか僕は内陸部では活動に限界がある。となると近場で行くところは平和島しか無い。
  そして、東海道新幹線で浜松を過ぎると見えるのでいつも気になっているのだが、浜名湖にも観光がてら打ちに行ってみたいと思っている。面白そうなレースとその開催時期が重要になってくるが、そのうち行くことになるだろう。
 
  冬場になると横浜駅付近の運河に群れをなしているのと同じく、平和島もかもめ(おそらくゆりかもめ)が鳩を駆逐してスタンド周辺にいたり競走水面に浮かんでいたりする。かもめじゃないような気もするが、競艇場ではこんな風に群れている場合もある
 つい最近までかもめが渡り鳥であることを知らなかった。冬だけいること、群れをなしていること、餌にどん欲であること(→松島で遊覧船に乗ったときにずっと船を追ってきた=かっぱえびせん目当て)を考えれば思いつきそうなモノだったが。

  平和島で先月開催されたG1関東地区戦も予選から優勝戦まで面白かったが、もうすぐ始まるトーキョー・ベイ・カップも初日のドリーム戦から楽しみだ。6号艇の上瀧以外は全員惚れる。特に4号艇横西には頑張って欲しい。明日の優勝戦も。
  惚れるで思い出したが、G1やSGなどのビッグレースになると選手の追っかけが多数やって来る。普段はこんなにスカスカな入りなのだが、おそらくスタンドやフェンス周辺でかもめがたたずむ場所はないだろう。
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  春一番の来襲は既に終わったが、3月の平和島は風が強い。強いが南風である。平和島のかもめはどういうタイミングで北に去っていくのだろうか?去ったかどうか人混みで分かりにくいが3月15日には約1年ぶりで平和島に行ってみようと思う。

平和島での過ごし方と音楽 [初心者が競艇を啓蒙する]

 どんな公営ギャンブルでもそうだと思うけど、平和島競艇に行くと、場内はモニターがたくさんある。モニターがたくさんあるのは、お客様の便宜もあるが、同時に施行者サイドの不正を客がチェックする役割も果たしている。かつて江戸川で組織的な犯罪があったと聞く。モニターに映っているのはこんな映像だ。こんな感じで投票が進んでいく。
 去年の夏、始めて平和島を訪れた時に違和感を感じたのが、オッズ画面のBGMで流れているゴキゲンな南国サウンドだ。投票するよりもそっちのBGMの方が気になってしょうがなかった。もはやあの音がなければ平和島とは思えなくなってしまった。CDで売ってないんだろうか?
 投票終了1分前には耳をつんざく警告音がなる。この音は逆に非常に不愉快だ。この音は投票を急げ、という意味の他に、前述のように不正防止対策でもあるような気がする。あれだけインパクトのある音の変化で、衆人は投票締め切りが近いことが直ちに分かるし、それが止まってしまえば締め切ったことが確実に分かる。その後で変なことをしているのを目撃したら、まず不正を疑わなければならないだろう。
 
  とりあえず、僕が平和島に足を運ぶのは、あの南国サウンドを聴きながらモツ定食を食ったり、「捲り一発決まった~」という実況を聴いたり、競走水面を飛ぶ鳥(季節によって変わる)を見たり、予想屋さんの話しを聴いたり、と実際に賭ける以外の要素の方が面白いから、という理由がある。最近は春のSG以来行ってないのだが、重装備のコートを購入した。そろそろ行ってみるかな~。寒くなってからの方が結構混雑していたりする。そして混雑するほどに鉄火場らしい雰囲気も増幅される。
 ただ意外と子供を連れた客がいるんだよな~。子供は猫みたいなものだから、ある物に好奇心を持ってしまうと視界がとたんに狭くなってしまう。だからボートさんとか、かもめさん(冬場限定)とかに興味を持っちゃえば、返還欠場の舟券を拾ってる人や、隅っこで寝っ転がってる人のことなんか目に入らないんだろうな~。逆に人間観察の方に興味を持たれてしまうと非常にまずい。
 


佐々木選手の回答 [初心者が競艇を啓蒙する]

 以前こんな記事を書いたことがある。(http://blog.so-net.ne.jp/shiftless/2007-02-27
 僕は自分なりに、子供本位の考えを記事に書いたんだと思う。しかし、佐々木裕美選手の決断はどうやら下記のようだ。
 「まだ幼い子供が、亡き父がどういう仕事をしてきたかを覚えているはずがない。それを分かってもらうためにレースに戻る」
 この決断は(建前もあるかもしれないが)、父親を亡くした子供のためであり、かつ亡き夫のためでもある。これでは反対していた人も意見を引っ込めてしまいそうだ。そして、未婚の者にはできない発想だ。
 子供がまだ幼いわけだから、少なくとも子供がある程度の年齢になるまでは、当分レーサーを続けるつもりなんだろう。他の選手よりも危険を敏感に感じながら走ることになるだろうが、それでも子供が大きくなるまで走るんだろう。
 夫が所属していた福井支部から、自分の地元の山口支部に戻ったという情報を見たような気がする。これは家を空けることが多くなるから、おそらく親族のいる実家に戻ったということなんだと思う。夫の実家よりは自分の実家の方が何かと都合が良いわけだし、子供がいる限りは亡き夫の実家との縁が切れるわけでもない。

 そういうわけで、佐々木裕美選手は、今日(10/13)、夫が死んだ住之江から再スタートを切る。


SG平和島全日本選手権優勝戦 [初心者が競艇を啓蒙する]

 ホームプールのSGなので今日は優勝戦を見に行くつもりだったが、天気が良くなかったし、春の総理大臣杯のすごい人出を思い出して、本場出陣を見送ってPCで観戦した。
 この優勝戦の結果にはもの凄く伏線があった。世の中、たまにドラマみたいな展開が起こってしまうのを目撃するのが面白い。目撃するだけの傍観者ではなく、そういうドラマに参加したいものであるが。
 
 今回のSGは勝率上位者が参加できるSGだった。夏あたりに、有力選手が一斉にフライングして、今回のSGが出場斡旋辞退期間に入ってしまうために、地元東京支部から誰も出場出来ない可能性が濃厚であった。出場選考期間ぎりぎりの7月下旬、SGオーシャンカップで、東京支部神奈川在住の高橋勲選手がなんとか一人だけ出場権を勝ち取った。この人、平和島で僕の目の前でフライングをやったことがあるので最初はあまりいいイメージは無かったのだが、同じ神奈川県在住(たしか横須賀)ということで親近感もあった。もうすぐ40歳目前だが、最高グレードのSGはおろか、A1級のトップレーサーが揃うG1レースでも優勝したことがない選手だったが、今年はそれなりに好調を維持していたために、勝率上位にギリギリ食い込んだ。

 その高橋選手に千載一遇のチャンスが巡ってきた。好天で穏やかな天候の2日目、3日目でセンターから捲り差し2本と、イン逃げ1本を決めて堂々のシリーズリーダーとして5日目の準優勝戦に進出した。シリーズも終盤になるとシリーズで成績の良い選手達のセッティングがほぼ固まってくるので、そういう選手たちばかりが集まるレースになるほどにインから逃げて勝つ展開になってくる。準優勝戦も最インである1号艇から逃げ切って、優勝戦1号艇になった。そして今日は一転して荒天となった。アウトからまくるといっても追い風では加速の利が得られないし、差すにしても波があって、第一ターンマーク付近で上手く旋回しにくい。まさにインから逃げてくださいというコンディションになった。
 お膳立てがすべて揃いすぎていてSG初優勝のプレッシャーにも成りかねないということで、オッズも1号艇高橋選手信頼型ではあるものの、SG3連続優勝のかかる3号艇魚谷選手にも集中していた。機力充実の4号艇寺田選手にも票が集まっていたが、このレースで穴は来ないだろう。僕は1-2-流し、1-3-流しで見守った。これ当たっても利益が期待出来ない。ま、今回は高橋選手の優勝を見たいだけだったのでこれで良しとしよう。穴目は来るなよ~。
 
 で、本番はこうなった。三浦半島には三崎漁港がある。まるで漁師みたいな風貌の高橋選手が逃げ切った。僕も期待していたことだが、平和島的には大団円の結末となった。三連単1-2-3 ¥1,380円は全くおいしくないのだが、フライングで出場出来なかった人たちが多すぎたためにこの人に出場機会が回ってきて、そして優勝までしてしまったというシナリオが完結したことが面白かった。


植木さん引退 [初心者が競艇を啓蒙する]

 この前フライングから復帰した記事を書いたばっかりなのに。。。さっき引退記者会見をストリームでみた。公式発表はこちら
 39歳は競艇選手としては、まだまだ若い年齢だ。あと20年走れるかもしれない。本人もまだ若いと会見で何度も繰り返し強調していたが、その周りの社会ではなんとも微妙だ。とりあえず、僕を含めた一部の人たちの間ではビッグネームだし、貯えも相当あるはずなので、それだけでも再スタートは切りやすいんだけれど。
 20年間ずっと特殊社会に身を置いていたことの違和感に耐えられなくなったのか、やはりケガが怖かったのか。
 この人デビュー間もないうちに、顔に大けがを負って半年ほど入院していたそうだ。かなりのトラウマになってもいいようなケガといえるだろう。記者会見では、入院生活を経て、まず40歳まで走ろうと決意した、とのコメントがあった。
 ついこの前の平和島での勝利者インタビューは既に引退を決めていたからこそ、あんなに清々しい表情だったのか?記者会見では、3月のSG総理大臣杯優勝戦のフライングが引退のきっかけではないか?との質問が当然のように出たが、本心かどうかは別として、それを明確に否定している。その優勝戦の時になんとなくもう最後かな、という想いがあったからこそ、つい勇み足をしてしまったというのであれば、その渾身のフライングは辻褄があうのだけれど。
 競艇を見始めて1年足らずの僕が実際に植木さんのレースを見たのは、その総理大臣杯優勝戦だけだ。しかもフライング返還欠場なので、公式にはレースに参加していないことになっている。結局「艇王」のまともなレースを一度も見ないまま終わってしまった。。。


植木さんが帰ってきた [初心者が競艇を啓蒙する]

 いつものように新宿へ行った帰りに、久しぶりに平和島に寄ろうかと思ったが、鏡で見ても明らかにひん曲がっているメガネを直す方が先だったので、今日は見送った。第8レース、出走表を見ると明らかに植木が1着を取りそうなレースは見たかったが。。。今日はそれを見に行った観客も多かったのでは?
  
 3月に平和島で開催された、SG総理大臣杯は、http://blog.so-net.ne.jp/shiftless/2007-03-18 のように、植木を中心に盛り上がった。その様子は、http://www.youtube.com/watch?v=XEoxl_hPlns で見られる。
 そして、最終日優勝戦を1号艇植木を圧倒的に支持するオッズで迎えたが、予想外の結末に終わった。その現地ドキュメントは、http://blog.so-net.ne.jp/shiftless/2007-03-21 にある。この記事とhttp://www.youtube.com/watch?v=5JQzCm1ZHzY で、臨場感を味わってもらえると思う。特にレース展開と観客のどよめきの変化に注意して映像と記事を見てもらうと面白いかも。
 優勝戦の結果である3-2-4は僕が舟券を買った時点ではオッズが100倍近くあったはずである。それが、観客に返還する金額の多さのために20倍まで下がってしまった。

 ペナルティーの「休暇」を与えられた植木は、おととい、あえて平和島から復帰した。連に絡むもなかなか1着がとれなかったが、今日の8Rは誰もが予想したとおり1着をとった。今回のようなスポンサーの冠シリーズでは、現地なら以前からモニターで見ることが出来たが、最近平和島競艇のサイトでは現在開催シリーズで各レース1着をとった選手のインタビューがWebでも見られるようになった。http://www.youtube.com/watch?v=zfmvP02YSLw に1着をとってホッとしている爽やかな表情の植木選手のインタビューがある。できれば優勝するのを見たい。これは総理大臣杯を現地で見た多くの人の想いなんじゃないだろうか?
 


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